森保監督の“不透明さ”を英記者が指摘 W杯へ警鐘「ふさわしい人材なのか?」

A代表と五輪代表を率いる森保監督【写真:Football ZONE web】
A代表と五輪代表を率いる森保監督【写真:Football ZONE web】

消極的な姿勢を崩さない森保Jに警鐘「新たなレベルへ導く能力が備わっているのか?」

 日本代表は4日、E-1選手権に臨むメンバー22人を発表した。2019年を締めくくる大会となるが、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏は、森保ジャパンについて「問いただすべき疑問がある」として、「森保監督はふさわしい人材なのか?」と指摘している。

◇   ◇   ◇

 疑問だ、疑問だ、疑問だ――。森保体制が発足してから1年4カ月もの月日が経った。彼は今、J1リーグ連覇の実績を代表チームに還元できているだろうか? A代表と五輪世代を両立する責任を果たせていると言えるだろうか? そして、最も重要な疑問は、次なるW杯でサムライブルー(日本代表)を率いるうえでふさわしい人材なのだろうか?

 森保監督がふさわしい人物なのかを見極めるにあたり、これまでの成績で評価するだけではなく、これからの3年間に向けた日本サッカーの野心と照らし合わせるべきだ。UAEではハラハラさせるパフォーマンスだったものの、就任してから数カ月でアジア競技大会とアジアカップで日本を決勝へと導く功績を残した。

 勝利したアジアカップ・ラウンド16のサウジアラビア戦でチームは活気に欠け、消極的なアプローチを見せたが、自信の欠如を露呈したのか、またはあくまで今後を見据える戦術面のテストをこの試合で実施したのか、そのどちらかを提示した形となった。どちらにしても、最近の日本代表の戦いはアジアレベルでもまったく面白みがなく、退屈に映る機会が何度かある。多くの選手のクオリティーが損なわれているようだった。

 森保監督がサンフレッチェ広島時代に体現していた“現実主義を”呼び起こすような内容だったが、その際はパフォーマンスよりも結果が先立ち、4シーズンで3つのタイトルをもたらす時代を切り開いた。議論を打ち出すには難しい記録だ。

page1 page2 page3

マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング

  1. 迷彩→シンプルに? 日本代表ユニフォーム、カタールW杯着用デザインを海外メディアがリーク「本物ならかなりかっこいい」

  2. 「日本のファン絶賛」 森保ジャパン、カタールW杯仕様「斜めストライプ」デザインの新ユニ流出に韓国反響「かなり気に入っている」

  3. 日本選手が「あわや大怪我」 中国の“ラフプレー”に韓国メディア指摘「格闘技を彷彿」

  4. 「現行モデルより全然いい」 日本代表の新ユニフォーム流出デザインを海外絶賛、“黄色背番号”復活シャツが反響

  5. 「これがレベル差」 セルジオ越後氏&松木安太郎氏、ブラジル戦「日本のベスト選手」で意見一致「パラグアイ戦であんなにいたのに」

  6. 「今世紀最悪のシャツ」 ブラジル代表の新ユニフォーム流出、ヒョウ柄デザインに不評の声「醜い」「失望した」

  7. 「なんだこれは」 ナイジェリア代表の新ユニフォーム、手描きパターンの“奇抜”流出デザインに海外騒然「冗談でしょ」

  8. 森保ジャパン、ベテラン2選手へ「代表レベルではない」「そろそろ世代交代してもいい」…酷評の声多数【読者評価】

  9. 「谷口が俳優ぐらいレベチ」 吉田、伊東、三笘、田中…森保ジャパン11人、英国製スーツの着こなしが話題「碧くん就活生っぽい」

  10. 「サッカーの試合前に火山が噴火」 J3リーグ“衝撃の光景”に海外驚き、スタジアム背後から黒煙「まるで映画のよう」