メッシが語るC・ロナウドとのライバル関係 「寂しく思ったことを認めざるを得ない」
バロンドール史上最多6度目の受賞となったメッシが永遠のライバルについて言及
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは現地時間2日、「フランス・フットボール」が制定する2019年のバロンドールを獲得し、史上最多となる通算6度目の受賞となった。同紙のインタビューに応じているメッシは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)との激しいライバル争いとの胸中を明かしている。
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昨シーズンのバルセロナでの公式戦で50試合51ゴールと相変わらずの圧倒的な存在感を見せつけたメッシ。リバプールのオランダ代表DFビルヒル・ファンダイクとの僅差での得票数差となったことが議論にもなっているが、「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝していないので、なんで獲得できなかったかが分かる」とも話している。
そんなメッシだが「実は、僕は5度獲得したことは自分自身しかないことだったから、誇りに思っていたんだ」と話し、永遠のライバルであるロナウドとの競争についても触れている。
「クリスティアーノ・ロナウドが僕のレベルに引き上がってきた時、僕はもうすでにただ1人でトップにいることはできないんだなと少し寂しく思ったことを認めざるを得ないんだ」
記録に彩られ続けるメッシでも、ロナウドの存在はやはり意識していたようだ。しかし「ロナウドが全てのトロフィーを獲得したのは、彼が本当に良いシーズンを過ごし、CLで優勝していたからだ。チームが勝つために決定的な仕事をしていたからね」とその実績を称えている。
とはいえ、メッシは「個人トロフィーは本当に価値があるけど、チームのタイトルのほうが重要だよ」と話し、優勝を目指すことを明言している。32歳の円熟期を迎えたメッシは今後どのようなスーパープレーを見せてくれるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)