バロンドールは「C・ロナウドがふさわしい」 英メディアが主張する“3つの理由”とは?

ユベントスのC・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスのC・ロナウド【写真:Getty Images】

メッシ、ファン・ダイクが有力候補と目されるなか「受賞に値する存在」と指摘

 2019年度のバロンドール授賞式が近づいている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の立役者であるリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、バルセロナで圧倒的なスタッツを残すアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが有力候補と目されるなか、英スポーツ情報サイト「Sportskeeda」では「クリスティアーノ・ロナウドがバロンドールに値する3つの理由」と題して特集されている。

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 ポルトガル代表のロナウドはこれまで5回(2008、13、14、16、17年)のバロンドール受賞を誇り、これはメッシと並んで歴代最多タイ。今年も受賞となれば、単独トップとなる。

 19-20シーズンはコンディション不良で途中交代が続くなど苦戦しているが、受賞の評価対象となる18-19シーズンはクラブ、代表ともにタイトル獲得に貢献する素晴らしい活躍を披露した。今年はメッシやファン・ダイクといったライバルが有力候補として浮上しているが、やはりロナウドも受賞に値すべき存在だと同メディアでは指摘されている。

「3つの理由」の1つ目は「輝かしいパフォーマンス」。ロナウドは昨季、レアル・マドリードからユベントスへ移籍し、セリエA初挑戦だったにもかかわらず、31試合で21得点をマークしチームの8連覇に貢献。ロナウドはプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAの3リーグを制覇した史上初の選手となった。記事では「大半のフットボーラーにとって、新しいチーム、新しいリーグ、異なるシステムに適応するには時間がかかる。だが、クリスティアーノ・ロナウドはそのケースには当てはまらなかった」と紹介されている。公式戦全体では、43試合で28得点10アシストと新天地でも素早く順応していた。

 2つ目の理由は「国内での成功」だ。個人として圧倒的な数字を残しただけでなく、スクデットに加えてスーペルコッパで優勝としっかりとタイトルも獲得。ロナウドはミランと戦ったスーペルコッパでは、決勝ゴールもマークした。

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