Jリーグでも主流に? 横浜FMを躍進させた“世界の最先端戦術”「頭はパンクするけど…」

松原が語る横浜FMの“最先端戦術”「今までのSB像とは180度違う」

「戸惑いはあったけど、やっと一つ一つ成功体験を積み重ねることによって自信に変わってきたし、ここに(ポジショニングを)取ったほうが相手もすごく嫌なんだなというのを、試合中でも相手の表情を見て感じ取ることができるようになった」

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 松原は、ポステゴグルー監督の戦術に当初は困惑しつつも、「めちゃめちゃ楽しい」と熱弁し、「今までのSB像とは180度違う。これだけボールに触れて、パスも出せて、インナーラップもできる。その上で、従来のSBの仕事もやる。役割が多すぎて頭はパンクするけど、感覚的にもやれている」と選手としてのレベルアップを実感しているようだった。

 現在は、欧州王者リバプールやバルセロナ、マンチェスター・シティにバイエルン・ミュンヘンなど、SBがピッチ中央でゲームメークする戦い方がトレンドになりつつある。「世界では主流になりつつあるけど、日本ではまだまだ。でも、これで僕らが優勝することで、Jリーグでそのスタイルが定着してくれば、全体のレベルアップにつながるんじゃないかなと思う」と、偽SBの“最先端戦術”が行く行くは日本でも主流になる時代が来ることを見据えていた。

 今季の横浜FMの最大の武器は、現時点でリーグ戦65得点と圧倒的な数字を叩き出す破壊力だが、強力なアタッカー陣の持ち味を引き出す“偽SB”戦術もまた、チームに欠かせぬストロングポイントとなったことは確かだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)



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