現代最高の「ストライカーTOP10」を英誌発表! 「一流」と認められた“点取り屋”は?

7位にランクインのPSGのイカルディ【写真:Getty Images】
7位にランクインのPSGのイカルディ【写真:Getty Images】

“希少種”や“真のオールラウンダー”、典型的な南米ストライカーがランクイン

第7位 マウロ・イカルディ(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン代表)
 インテルのファンが証明するように、ピッチ外のイカルディはおとなしい存在ではなかった。ミラノでの6年間は話題の中心から遠のくことはなく厄介者扱いされたイカルディだが、219試合に出場して124得点を挙げた価値は疑いようがない。PSGに移籍後もその価値が変わらぬことを示し、11月26日時点で12試合に出場して10得点を挙げている。ピッチ外での振る舞いには改善の余地はあるが、希少種のイカルディはピッチ内では活気づいている。

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第6位 ロベルト・フィルミーノ(リバプール/ブラジル代表)
 本来であれば、フィルミーノはこの部門に分類されるFWではなく、別の監督の下では違った役割を与えられると考えられる。しかし、ユルゲン・クロップ監督の下では大半を中央のアタッカーとしてプレーしており、選ばれる資格がある。得点記録が飛び抜けているわけではないものの、決定機を導くファシリテーターとしての能力は際立っている。知的かつダイナミックでテクニカルな恩恵を受けた彼は、私欲がなく周囲の選手のベストを常に引き出している。

第5位 ルイス・スアレス(バルセロナ/ウルグアイ代表)
 2013-14シーズンにプレミアで得点王を獲得した時は、リーグ史上最高の活躍を見せた。メッシが支配するバルセロナに移籍した後は主役級の脚光を浴びることはないが、11月27日時点で262試合に出場して187得点を挙げる記録は印象に残る記録となっている。驚くほど強靭で技術的な才能に恵まれたスアレスは典型的な南米出身のストライカーで、最終ラインの前に下りてきたり、裏へスプリントしたりと非常に多彩なプレーをし、調子が良い時は手がつけられない。その回数は頻繁ではなくなってきているが、彼はまだ持っている。

第4位 ハリー・ケイン(トットナム/イングランド代表)
 育ったクラブをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝まで導けたことはケインにとって素晴らしい年となり、地球上で最高峰のストライカーと言えるまでになった。2018年にはロシア・ワールドカップで得点王を獲得し、26日のオリンピアコス戦(4-2)で誰よりも早くCLでの20得点(24試合)に到達した。ゴールへの仕上げはケインの傑出した特徴となるが、時々中盤まで下りてきてチームメートと共に組み立てに参加して優秀なパサーにもなる。彼は最速の選手というわけではないが、ペナルティーエリア内で半歩ほどのスペースを見つけるエキスパートと言え、真のオールラウンダーと言える。

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