モウリーニョの次なる野望 イングランド代表監督就任が新たな夢
自身初の代表監督就任へ
成績不振でチェルシーから解任されたジョゼ・モウリーニョ前監督が、来年6月の欧州選手権フランス大会終了後、イングランド代表監督に就任する可能性が浮上した。英地元紙「サンデー・ピープル」が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドや、レアル・マドリードなどの後任監督候補に浮上しているスペシャル・ワンだが、次なる就職先は別の世界を見つめているという。
最新のリポートによれば、モウリーニョ氏はイングランド代表監督のロイ・ホジソン監督の後任の座を虎視眈々(たんたん)と狙っているようだ。ジョルジュ・メンデス代理人には来夏の時点でポストが決まらず、イングランド代表監督のオファーが来れば、受けると語っているという。ホジソン監督は欧州選手権後、契約満了となる。欧州選手権の結果次第ではクリスタル・パレスのアラン・パーデュー監督、サンダーランドのサム・アラーダイス監督、リバプールのブレンダン・ロジャース前監督が候補者に上がっている。今季限りで退任となるバイエルン・ミュンヘン監督のペップ・グアルディオラ氏にも監督史上最高年俸を提示するとも報じられていた。
モウリーニョ監督はマチルダ夫人と二人の子供のためにロンドンの自宅で暮らす生活環境を整えたいと考えているという。9月のインタビューでもチェルシー監督退任後、イングランド代表を率いることが夢だと語っている。
メガクラブを転々とし、短期間でタイトルを積み上げてきたモウリーニョ監督は自身初の代表監督の道を歩むのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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