「2019年FWトップ10」 リバプール勢が高評価で躍進も…“ビッグ3”が格の違い

左からフィルミーノ、ムバッペ、メッシ、ロナウド、サラー【写真:Getty Images】
左からフィルミーノ、ムバッペ、メッシ、ロナウド、サラー【写真:Getty Images】

チャンスメークして得点も奪う選手をランキング化 若手からベテランまで入り乱れる結果に

 ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」の発表を12月2日に控えるなか、米スポーツ専門局「ESPN」は世界最高の選手と監督を独自に選出した。ポジション毎に分けられ、それぞれトップ10形式で発表されている。

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 「ESPN」が「フォワード」編として選出したトップ10の選手は、ポジションの定義付けが難しいとし、攻撃的MFやウイングの役割をこなす時もあれば、センターFWとして活躍する場合もあると、選別にあたっての定義付けをしている。いずれのポジションにおいてもハイレベルにこなし、インテリジェンスと優れた状況判断能力をそなえていると紹介している。分かりやすく言い換えると、チームにおいて決定的な仕事をするチャンスメーカーであり、いずれもスーパースターとして分類される選手になるだろう。

【フォワードのトップ10】
第10位:ドゥシャン・タディッチ(アヤックス/セルビア代表/31歳)
 2018年まで所属していたサウサンプトンでの4年間を振り返ると、昨季の活躍を予想できた人はほとんどいないと言われるように、圏外からランクイン。昨季38得点24アシストの活躍が光り、ジャンプアップした。

第9位:ジョアン・フェリックス(アトレチコ・マドリード/ポルトガル代表/20歳)
 今季からアトレチコでプレーするフェリックスは、世界でも屈指に高額な移籍金で入団。重圧を押しのけてストライカーとして、プレーメーカーとしてすぐに本領を発揮。ポルトガル代表においては、クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の後継者と目されており、圏外からのトップ10入りも頷ける。

第8位:ネイマール(パリ・サンジェルマン/ブラジル代表/27歳)
 前年6位だったネイマールにとって、2019年は最悪の年と言えるだろう。負傷でピッチを離れることが多かったうえに、ピッチ外の問題でも悩まされた。しかし、ひとたびピッチに立つとワールドクラスの実力を発揮し、その才能を証明し続けたと評している。

第7位:ピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル/ガボン代表/30歳)
プレミアで得点王の地位を分け合ったことが評価され、ランク外からトップ10入りを果たした。速くて、多才で、決定力も高く、温厚な選手と称されたオーバメヤンは、外側へ開いてプレーするか、中盤を経由するプレーで成功を収めている。

第6位:アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ/フランス代表/28歳)
 一つ順位を落としたグリーズマンは、仕事効率、戦術的インテリジェンス、ゴールを狙う目を買われてバルサに入団したが、現在は課題に直面しているようだと評された。しかし、これまでの功績を考慮すると、適合するまでにそれほど時間を要しないだろうとも評価されている。

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