現役ラスト試合で決勝弾の澤に母、満壽子さん感無量 「何の汚れもなく、いい子に育った」

25年のキャリアを誇る日本の“ほまれ”の最終章

 万感の思いで愛娘のラストゲームを見守った。27日の皇后杯決勝が引退ゲームとなり、チームを優勝に導く見事な決勝ゴールを決めたINACのMF澤穂希の雄姿を、母の満壽子さんもスタンドで観戦していた。「決勝ゴールは本当に嬉しいです」と、満壽子さんは、娘のゴールに満面の笑みだった。

「引退は彼女が決めたことなので、冷静にはなれていましたけど、今日の試合を見て「惜しいな」という欲張りな気持ちが出てきました。残念だけど、素敵なシュートで終わらせていただいて良かったです」

 サッカー選手、澤穂希の引退を惜しんだ満壽子さんは、「お疲れ様という言葉では、20数年やってきた選手には物足りないかもしれないですね」という。中学1年生にして日本のトップリーグにデビューし、15歳から日本代表として活躍を続けてきた。実に25年に渡った娘のサッカー人生は、一言では締めくくれないものだと話した。

 一人の娘としての澤穂希を「昔の子供のように伸び伸び遊んでいた。何の汚れもなく、いい子に育ったと思う」と目を細めながら語る。

「ここまでなるという予感は無かったが、チャンスの波に乗りなさい、やられたらやり返せというのは言ってきた。あの子なりに、ずっと努力してきたのだと思う。支えてきたとなると大げさなんですが、見守ってきた20数年間だと思う。うぬぼれかもしれないが、誇らしいなと思って見守っていました」

 

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