英紙がファン・ハールに切られた「11人のアタッカー」を検証 香川らの放出は妥当だったのか?

ドイツで復活した点取り屋も「放出失敗」

 3番手として登場したのは、モナコから期限付き移籍で昨季獲得したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ。大きな期待を集めながら不発に終わり酷評されたストライカーは、今季モナコから期限付き移籍でチェルシーに加入。先日解任されたジョゼ・モウリーニョ前監督はファルカオの蘇生を誓ったが、「”スペシャル・ワン”は他の全選手に何が起きたのか把握するために、ストライカーに十分な注意を払うことができなかった」と評されている。今季1得点で10月末から出番なく終わっている。

 4番手は昨季スポルティング・リスボンに期限付き移籍で出され、今季はフェネルバフチェに完全移籍で去ったポルトガル代表FWナニ。「ファン・ハールはナニにチャンスを与えなかった」と指摘されている。新天地で今季13試合5得点と結果を出しているが、「マンチェスター・ユナイテッドがたった425万ポンド(約8億円)で放出したことを考えれば、オールド・トラッフォードに彼を留めておくべきだった」と、寸評では放出ミスだったとされている。

 5番手は今季レバークーゼンに移籍した、”チチャリート”ことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス。昨季はレアル・マドリードに期限付き移籍。今季わずか移籍金730万ポンド(約13億円)で放出した小さなストライカーについては、「27歳は乗っている。6試合連続ゴールを含めて18試合で13得点。小さな豆という異名で知られる選手は、10月からマンチェスターのチーム全体よりも多くのゴールを決めている」と絶賛。問答無用で放出は失敗としている。

 イングランド2部のブライトンに期限付き移籍で放出されたFWジェームス・ウィルソンが、6番手で登場。2部リーグで好調のブライトンで、まだ2試合しか出場していないが、貴重なゴールを挙げるなど将来性を示している。

 

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング