英紙がファン・ハールに切られた「11人のアタッカー」を検証 香川らの放出は妥当だったのか?

香川のライバルは武者修行先の「選定ミス」

 7番手は、今季ドルトムントに期限付き移籍しているベルギー代表FWアドナン・ヤヌザイ。香川と再びチームメイトになっているドリブラーについては、「デイビッド・モイーズがトップチームで固定した際には、ベルギー代表はオールド・トラッフォードで開花するように見えた。だが、成長は止まり、ファン・ハールはドルトムントで経験を積ませるために期限付き移籍で放出した。だが、公式戦出場10試合程度で、まだゴールを決めることはできていない」と分析されている。

 ドルトムントで経験を積むつもりが、香川、ロイス、オーバメヤン、ムヒタリアンが形成する「ファンタスティック4」と呼ばれる攻撃ユニットの壁は厚く、打ち破ることができていない。武者修行で出されたヤヌザイだが、思うような出場機会を手にできていない以上、移籍先選びに関しては失敗だったと言えるだろう。

 8番手はクリスタル・パレスに放出されたFWウィルフレッド・ザハ。「昨季3得点、今季は2得点。マンチェスター・ユナイテッドはさほど惜しんでいない」とされている。

 9番手で紹介されているのが、昨季ベンフィカに放出されたFWべべ。「マンチェスター・ユナイテッドの歴史上で最も奇妙な補強」と、獲得したことが断罪されている。昨季ベンフィカからスペイン1部のコルドバに期限付き移籍したが、ゴールできず。今季ラージョ・バジェカーノに期限付きで出され、1得点を決めているが「驚き」とされている。

 

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