ファン・ハール怒りの会見に猛反撃の英メディア 「謝罪しろと言うのなら…」

ストーク戦の結果次第で「解任の嵐」にも…

 就任わずか2年目で総額460億円をつぎ込みながら、ファン・ハール政権の不振ぶりを嫌味たっぷりに展開。最後にはいまだ解任されないことから、オールド・トラッフォードのファンに対する同情で締めくくっている。英メディアと全面対決となっている戦略家だが、彼を支持する人も存在する。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、メディアのファン・ハール解任報道を「敬意に欠いている」と主張。元リバプールのイングランド代表DFで解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏は、ツイッターで「LVG愛してる! ワイン、ミンス・パイ、グッバイ!!」と、かつてのライバルクラブを指揮する男の会見をすっかり気に入った様子だった。

 守備的と批判される戦術と、ボールポゼッションを大事にし、ボールロストを嫌う独特の哲学で、勝っても負けても物議を醸すファン・ハール流。今季16失点と堅守を誇る26日のストーク戦に勝てなければ、指揮官に対する逆風は「解任の嵐」に変わる予感をはらんでいる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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