日本代表、W杯予選4試合を総括 招集全28人を査定…最もチームに貢献した“MVP”は?

伊東は海外でチャンスメイク力を伸ばし、代表にも還元【写真:AP】
伊東は海外でチャンスメイク力を伸ばし、代表にも還元【写真:AP】

伊東と原口がアピールに成功 18歳の久保は右サイド3番手のままか

<MF>
■原口元気(ハノーファー)=★★★☆☆

2試合(110分):1得点
ミャンマー戦:SUB
モンゴル戦:途中出場/20分
タジキスタン戦:SUB
キルギス戦:先発/90分/1得点

 ロシアW杯経験者も森保ジャパンでは中島、堂安のバックアップ役を受け入れてきた。そのなかで、キルギス戦では守備力を買われてスタメンに抜擢。球際で懸命に体を張り、後半8分には直接FK弾で追加点を挙げた。前日練習後に、「(自分の力が)必要な時が来る」と語っていた言葉を自らのプレーで証明した。

■伊東純也(ヘンク)=★★★★☆

3試合(192分):3アシスト
ミャンマー戦:途中出場/24分
モンゴル戦:先発/90分/3アシスト
タジキスタン戦:SUB
キルギス戦:先発/78分

 モンゴル戦の3アシストが示しているように、チャンスメイク力が急成長。堂安不在のキルギス戦では先発を務め、不安定なゲーム展開のなかで攻撃を牽引した。右サイドのポジション争いで一気に存在感を増している。

■久保建英(マジョルカ)=★★☆☆☆

2試合(12分)
ミャンマー戦:途中出場/9分
モンゴル戦:SUB
タジキスタン戦:途中出場/3分
キルギス戦:未招集

 期待の大きさとは裏腹に、現代表では右サイドの3番手。トップ下に入ったタジキスタン戦は短い時間で浅野に決定的なパスを送るなどテクニックの高さを見せたが、堂安や伊東、南野といった先輩たちを押しのけるほどのインパクトは残せていない。

■山口 蛍(神戸)=★★☆☆☆

1試合(12分)
ミャンマー戦:未招集
モンゴル戦:未招集
タジキスタン戦:未招集
キルギス戦:途中出場/12分

 今年3月以来の代表復帰。柴崎と遠藤が所属クラブで出番に恵まれず、橋本が調整遅れのなかでキルギス戦を迎えたが、後半33分からの途中出場にとどまった。ファーストプレーでパスミスを犯し、持ち味のボール奪取もほとんど見られなかったのは残念だった。

■板倉 滉(フローニンゲン)=評価なし

0試合(0分)
ミャンマー戦:SUB
モンゴル戦:SUB
タジキスタン戦:SUB
キルギス戦:未招集

 コパ・アメリカ以降は継続招集。ボランチだけでなく、センターバックとしてもプレーできるが、冨安が離脱したタジキスタン戦でも植田が起用され、W杯予選デビューはお預けとなっている。柴崎、遠藤、橋本に割って入るのはもうしばらく先か。

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