アトレティコFW、久保出場マジョルカ戦の退場処分に不満 「レアルのユニフォームを着ていたら…」

アトレティコ・マドリードのFWモラタ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリードのFWモラタ【写真:Getty Images】

FWモラタ、マジョルカ戦で2度のイエローカード 退場処分は不当と主張

 アトレティコ・マドリードのFWアルバロ・モラタは、今季リーグ戦10試合に出場し、5得点を挙げて復調の兆しを見せており、スペイン代表にも復帰を果たした。しかし、9月25日に行われた第6節のマジョルカ戦(2-0)で受けた退場処分については、今も不満が残っているようだ。スペインのラジオ局「ラジオ・マルカ」の放送で自身の考えを述べた。

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 日本代表MF久保建英も出場していた一戦で、2点をリードしたアトレティコは、後半24分にスペイン代表FWジエゴ・コスタをベンチに下げ、モラタをピッチに送り込んだ。ところが途中出場からわずか7分、モラタはマジョルカのスペイン人DFシスコ・カンポスとぶつかると、両者が激昂して揉み合いとなり、主審は両者にイエローカードを提示した。

 そして最初の警告から約1分半後にも、モラタはスペイン人MFサルバ・セビージャと口論。これにより、再びイエローカードを受けたモラタは退場となった。

 モラタが2度目の警告を受けるきっかけとなったのは、サルバ・セビージャがモラタを侮辱するコメントを発したためで、のちにサルバが自身のSNSでモラタに対して自身が「ファザコン野郎」と罵ったことを明らかにして、謝罪もしている。しかし、モラタへの処分は覆らず、彼は第7節のレアル・マドリードとのマドリード・ダービーに出場できなくなった。

 そうした背景もあってか、今もモラタのなかではマジョルカ戦での一件は、消化できていない部分があるようだ。かつてレアルでもプレーしたモラタは、「僕がレアル・マドリードのユニフォームを着ていたら、マジョルカ戦での判定は違うものになっていた」と主張。約2カ月前の判定に、今も納得していないようだ。

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