レアルが4-0快勝、ベンゼマを現地紙絶賛「素晴らしい夜」 フル出場の乾は“採点なし”
エイバル戦でレアルがゴールラッシュ、スペイン紙が評価「雨の中で踊りまわった」
レアル・マドリードは現地時間9日、リーガ・エスパニョーラ第13節エイバル戦に臨み、4-0の快勝を飾った。各選手が絡んだゴールラッシュということもあり、現地紙で数多くの選手が高い採点を受けている一方で、先発フル出場した元日本代表MF乾貴士は“採点なし”の厳しい評価となっている。
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冷たい雨が降りしきるなかでキックオフを迎えた一戦は前半17分、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの左サイドの突破を契機にクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ウルグアイ代表MFフェデ・バルベルデが分厚く絡む攻撃を見せ、最後はこぼれ球をベンゼマが力強く蹴り込み先制点をゲットした。
その2分後にはペナルティーエリア左でベルギー代表MFエデン・アザールが倒されてPKを獲得。これをスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがゴール左に決めて早々に追加点をゲット。同26分にはスペイン代表ルーカス・バスケスが倒され再びPKを得ると、今度はベンゼマが成功させて早々に試合を決めた。
大きくリードされたエイバルは同36分に乾が立て続けにカットインシュートを放つなど抵抗する場面を作ったものの、後半16分に今季好調のバルベルデがモドリッチのラストパスを力強く蹴り込み4-0。安定した試合運びで決着をつけた。
スペイン紙「AS」は「雨の中で踊りまわった。今季最高のマドリードはエイバルに完勝した。ピチーチ(得点王/今季8得点目)となった2得点のベンゼマに、アザールにとって加入後最初の素晴らしい夜だ」と結果、内容ともに素晴らしいものだったと表現。採点でもベンゼマにアザール、モドリッチ、DFフェランド・メンディに3つ星満点が与えられている。
一方のエイバルは大敗したこともあって採点は押しなべて低い。シュートを放つなど反撃姿勢を見せた乾についても守備面での貢献度が見られたのか“採点なし”となっている。