「究極攻撃型フォーメーション」 バルセロナの奇想天外な“1-2-1-6システム”に英注目
バルセロナは格下スラビア・プラハにスコアレスドロー 超攻撃的な戦術も実らず…
バルセロナは現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でスラビア・プラハと対戦し、ホームで0-0と引き分けた。格下相手に得点を奪うことができなかったバルセロナだが、この日ピッチ上で見せた超攻撃的な「1-2-1-6」システムの瞬間に英メディアが注目している。
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2日のリーガ・エスパニョーラ第12節レバンテ戦(1-3)では、7分間で3失点を喫して逆転負けを喫していたが、スラビア・プラハ戦も低調な試合展開に。後半14分にチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルがゴールネットを揺らすも、直前にボールを供給したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがオフサイドを取られ、ノーゴール判定となった。
最終的に格下スラビア・プラハの牙城を崩せずに試合終了を迎えたが、英メディア「スポーツ・バイブル」は「バルセロナは究極攻撃型『1-2-1-6』フォーメーションを採用した」と見出しを打つと、公式インスタグラムでも「奇想天外なフォーメーション」と投稿し、試合開始早々に得た自陣でのFKの場面に注目。まだ前半6分にもかかわらず、自陣に残っていたのは元スペイン代表DFジェラール・ピケ、フランス代表DFクレマン・ラングレ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのみだった。
前線の4人に加え、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、ポルトガル代表DFネルソン・セメドの両サイドバックが最前線に位置取り、6枚のFWとして超攻撃的なフォーメーションを形成していた。記事では「バルサは可能な限り高い位置に押し上げ続けた」と説明するも、「攻撃的な戦力にもかかわらず、突破口を見出すのに苦悩した」と、大胆不敵なプレーも虚しく、スラビア・プラハの守備網を打開できなかったことを指摘していた。