ユベントス監督、決勝弾のC・ロナウドを称賛 「勝利は難しいと思った。しかし…」
ジェノア戦でロナウドが決勝PK、サッリ監督がエースFWに賛辞
イタリア・セリエAの王者ユベントスは、30日のリーグ戦で本拠地にジェノアを迎え撃つと、後半アディショナルタイムにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが決勝PKを決めて勝利した。マウリツィオ・サッリ監督は、ユベントスの公式チャンネル「JTV」で、改めてエースを称賛している。
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ユベントスは前半のうちに先制したが追いつかれ、迎えた後半には相手が2人の退場者を出したにもかかわらず攻めきれなかった。ユベントスもフランス代表MFアドリエン・ラビオが退場処分となるなか、アディショナルタイムにロナウドがPKを決めて辛くも勝利した。
サッリ監督は「後半にはチャンスを作りながら決められず、アディショナルタイムに入ってすぐのチャンスを決められなかった時に、もう勝利は難しいと思った。しかし、クリスティアーノは新しい状況を生み出したんだ。この精神状況を説明するのは難しいね。それでも彼は勇敢にPKマークへ向かい、そして決めるんだ」と、ラストチャンスを自らの手で決めたロナウドを称賛している。
一方で試合内容については「前半は低調で、後半は少し良くなったがチャンスを決められない試合だった。28本のシュートを放ったのだが」と、非効率なものになったのは事実だ。
8連覇中の絶対王者だが、今季はその黄金時代の基礎を作ったアントニオ・コンテ氏が監督に就任したインテルと最後までリーグ優勝を争う可能性も大きい。そうしたなかで、最終的に試合を決定づけるロナウドを擁することは大きな保証になっているようだ。
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