悲劇的な逆転負けを嘆くドルトムント指揮官 「精神的にも身体的にもフレッシュさを欠いた」

9日間で4試合目のケルン戦 終盤にまさかの2失点を喫する

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は後半アディショナルタイムに勝ち越され、1-2と逆転負けを喫したケルン戦について「精神的にも肉体的にもフレッシュさを欠いていた」と振り返った。ドルトムントは、9日間で公式戦4試合、いずれも中2日という過密日程の中を2勝2敗とイーブンの成績で終え、前半戦を締めくくった。

 敵地でのケルン戦で、ドルトムントは試合開始から前半途中まではホームチームを圧倒し、得意のパス回しからゴールに迫っていった。前半18分にはCKからDFソクラティス・パパスタソプーロスがヘディングで決めて幸先良く先制に成功した。しかし、そこからケルンが積極的に前からボールを奪いに行く攻撃にシフトすると、流れはホームの大声援を背に受けるケルンのものとなった。

 先制点を奪った直近の19試合で全勝を収めていたドルトムントだったが、まさかの逆転負け。日本代表MF香川真司をはじめ、エースFWピエール=エメリク・オーバメヤンも、この日は沈黙した。指揮官は「この敗戦は受け入れられないというほどのものではない」と語っているが、追加点を奪うことができなかった後半の試合運びについては反省の言葉を並べていた。

「我々は2点目を取らなければいけなかったが、それができなかった。不幸にも、後半45分で逆転された。ほとんど自分たちのハーフでボールを持たされ、プレーも後ろ向きなものが多く、前半のようなアグレッシブさや勇敢さがなかった」

 

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