モナコのエルシャラウィに1月移籍が浮上 ミラン復帰は指揮官が消極的

不透明な去就

 今季開幕前にACミランからモナコへ移籍したイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィが来年1月に早くも移籍する可能性が浮上した。イタリアテレビ局「スポーツ・メディアセット」が報じている。

 故障に苦しんできたスピードスターは今季、ミラノを離れ、フランスの強豪に期限付き移籍を果たした。新天地で15試合に出場したため、モナコは買い取りオプションを自動行使することになった。だが、レアンドロ・ジャルディム監督は「ここ3試合でエル・シャラウィの体調が万全でない」と話すなど、思うようなパフォーマンスを発揮できていない。

 そこで、ミラノの至宝と呼ばれた男は早くも新天地を求める可能性が浮上している。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が高く評価するスピードスターだが、古巣ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は日本代表FW本田圭佑がリーグ戦11試合連続でベンチスタートとなるなど、前線の人員過多から若きエース復帰に消極的だとリポートされている。

 ファラオーネ(エジプトの王)と愛されたエースはどこに向かうのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo Getty Images

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