バイエルンDF、“W杯ベスト弾”彷彿のハーフボレーに海外称賛 「致命傷を負わせる」
フランス代表DFパバール、ウニオン・ベルリン戦で見事なハーフボレー披露
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは現地時間26日、リーグ第6節でウニオン・ベルリンとホームで対戦。2-1で勝利を収めたなか、フランス代表DFベンジャマン・パバールの挙げた先制点がロシア・ワールドカップ(W杯)のベストゴールを彷彿とさせるとして話題になっている。
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バイエルンはウニオン・ベルリン戦、前半13分に先制点を挙げると、後半8分にはポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが追加点を奪取。同41分に1点を返されたものの、リードを守り切って2-1の勝利を収めている。この勝利によって、バイエルンは暫定首位に浮上した。
この一戦で注目を浴びているのが、パバールの挙げた先制点だ。右サイドからのFKをGKラファル・ギキエヴィッツにパンチングで弾かれると、落下点に入ったパバールはボールがバウンドした瞬間を狙って右足のハーフボレー。ギキエヴィッツが体勢を立て直す前に放たれた一撃は、豪快にゴールネットに突き刺さった。
パバールは2018年のロシアW杯決勝トーナメント1回戦アルゼンチン戦(4-3)で、鮮やかなハーフボレーを決めて大会ベストゴールに選ばれ、世界にその名を轟かせた。世界王者に駆け上がる過程で生まれたスーパーゴールを彷彿とさせるボレー弾に、海外メディアは注目している。
英サッカーメディア「プラネット・フットボール」は「衝撃的かつ致命傷を負わせるハーフボレー」と見出しを立て、パバールのゴールを称賛。「パバールが世界中の注目を集めたのは、2018年のW杯でのハーフボレーだった。それが“まぐれ”ではなかったことを、バイエルンに加入したフランス人は証明している」と続けている。また、衛星放送「ビー・イン・スポーツ」フランス版は「パバール、またしてもハーフボレー!」と報じ、W杯の記憶を呼び起こすようなゴールだったことを伝えている。
今夏、シュツットガルトからバイエルンに加入し、世界屈指のビッグクラブでもレギュラーを確保しているパバール。これからもハイレベルなキックでファンを魅了してくれるはずだ。