チチャリートが抱く名将ファーガソンへの恩義 「彼が欧州への扉を開いてくれた」

マンUで2度のプレミア制覇 1年目に公式戦20得点をマーク

 レバークーゼンのメキシコ代表FW”チチャリート”ことハビエル・エルナンデスは、かつて自らの才能を見出したマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン元監督への感謝の気持ちを改めて表明している。スペインのテレビ番組「フィーブレ・マルディーニ」で語ったもの。

 メキシコリーグの強豪グアダラハラで活躍していたチチャリートが、欧州行きの扉を叩いたのは2010年夏のことだ。ユナイテッドデビューとなった2010-11シーズンに、公式戦20得点を決める大活躍を見せ、ファン選出のクラブ最優秀選手にも見事選出された。

「僕はファーガソンにすごく感謝している。史上最高の監督だと思う。特にチームマネジメントの技術。すべての選手に役割がある。レギュラーではなくても、15試合は出られる。彼が欧州への扉を開いてくれた。そして、リーグタイトルを2度もつかむことができたんだ」

 ユナイテッドでの在籍6シーズンで公式戦157試合出場59得点。ルイス・ファン・ハール政権の2年間はそれぞれ1試合に出場後、昨季はレアル・マドリードに、今季はレバークーゼンに新天地を求めた。今夏の移籍前の会談では、オランダ人監督から「1パーセントしか出場機会はない」と戦力外に近い非情通告をされている。

 

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