日本代表、W杯予選3連勝! 南野2発、浅野が追加点…敵地タジキスタン戦で3-0完勝

南野の活躍もあり、日本代表は3-0完勝【写真:Yukihito Taguchi】
南野の活躍もあり、日本代表は3-0完勝【写真:Yukihito Taguchi】

前半を0-0で折り返すも後半に南野が2ゴール、浅野の追加点で日本が勝利

 日本代表は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の敵地タジキスタン戦に臨み、後半にMF南野拓実が3分間で2ゴールの活躍を見せるなど、3-0で予選開幕3連勝を飾った。

 互いに2連勝の無敗で迎えた一戦に対し、日本の森保一監督は10日のモンゴル戦(6-0)で負傷したDF冨安健洋のセンターバックにはDF植田直道を起用。ボランチにMF橋本拳人、右アタッカーにMF堂安律、1トップにFW鎌田大地の合計4人のスタメンを入れ替えて臨んだ。

 立ち上がりにタジキスタンの出足の速さに手を焼いた日本だが、決定機は先に掴んだ。前半13分にMF中島翔哉の右コーナーキックにDF吉田麻也が右足ボレーで合わせたが、シュートは相手GKの正面を突きゴールとはならなかった。

 その時間帯から落ち着いてボール保持率を高めて敵陣に入っていた日本だが、そのなかで同24分にはタジキスタンの速攻を許した。スルーパスにMFパンシャンベ・エソニが抜け出したがGK権田修一が1対1をストップして事なきを得た。

 慣れない人工芝のピッチに精度を上げきれない面も垣間見えた日本は、ボールを持ちながらも流れの中でなかなか決定機を作り出せず。同45分にゴール前で放ったMF南野のヘディングシュートもGK正面へ飛び、スコアレスで前半を終えた。

 後半に入ると日本はさらに攻撃の圧力を高めた。すると同8分、左サイドから中島が右足で上げたクロスに南野がファーサイドに流れて相手マークを外すとフリーでヘディングシュート。これがゴールに吸い込まれ、貴重な先制点になった。南野はこれで1993年の三浦知良以来となる国際Aマッチ4戦連発、W杯予選開幕からの3戦連発という記録に並んだ。

 さらに同11分、右サイドから酒井がGKと最終ラインの間にスピードのあるグラウンダークロスを供給すると、走り込んだ南野が芸術的なバックヒールでファーサイドに流し込んで一気に2-0とリードを広げた。

 森保監督は同19分、自身の監督初戦となった昨年9月の国際親善試合コスタリカ戦以来の出場となるFW浅野拓磨を中島に代えて送り込んだ。試合は互いに相手の背後を狙い合う少し忙しい展開になり、日本はペナルティーエリア内でシュートを許す場面もあったが、いずれも権田の守備範囲内に飛んで失点を喫することなく進めた。

 タジキスタンの勢いを受け止めた日本は逆に同37分、酒井からファーサイドに上げられたクロスを浅野が頭で叩いてゴール。日本は3-0とリードを広げて試合を締めくくり、2次予選を開幕から3連勝とした。11月14日には敵地でキルギスと戦い、全8試合を戦う2次予選の前半を折り返す。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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