ドイツで爆発中のチチャリート マンUで「出場確率1%」と戦力外通告を受けたことを告白

英国で高まるチチャリート再評価の声

 レアルでは33試合出場で9得点を記録。「BBC」と呼ばれるレアルの3トップの2人、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルとカリム・ベンゼマが故障時に先発で活躍。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のアトレチコ・マドリードとのダービー戦では、決勝ゴールを決めた。

「(レアルでは)二つの時期があった。最初はベンチで、次はメンバー入りしたが勝っている試合のピッチには立つことができなかった。神様のおかげでチャンスをつかむことができた。アトレチコ・マドリード戦はキャリア最高の試合の一つだ。レアル・マドリードファンが、もっと僕を起用すべきと言ってくれたことは、いつまでも忘れないよ」

 絶大な決定力で「世界屈指のスーパーサブ」と呼ばれたチチャリートだが、レアル、そしてレバークーゼンでは先発としても類稀なる才能を発揮し、ゴールを量産している。ユナイテッドサポーターとメディアでは、放出を惜しむ声も上がっている。

 スペインでもイングランドでも、ドイツで躍動するチチャリートを再評価する声は高まりを見せている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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