イタリアの偉大な守護神ブッフォンが、ミランで台頭した16歳GKドンナルンマを称賛

セリエA最年少出場記録を更新した後継者への大きな期待

 イタリア選手協会により、2014-15シーズンの最優秀GKに選出されたのはジャンルイジ・ブッフォンだった。昨季まで4連覇のユベントスだけに納得の選出になるが、ブッフォン自身は次代を担う若手GKに大きな期待を懸けている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。

 その対象は、“ブッフォン二世”との呼び声も高いACミランの16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマだ。自身と同じファーストネームを持ち、セリエA最年少スタメン出場記録も塗り替えたドンナルンマは、今季途中から名門ミランの正GKに定着している。ブッフォンは、そんな若き守護神を手放しで称賛した。

「確実に言えることは、彼が素晴らしいGKだということだ。そして、16歳にしてメディアからの大きなプレッシャーも感じさせることなく処理できている。彼は巨大なプレッシャーがある場所にいるにもかかわらず、それと向き合って十分な成長を見せている。それをうれしく思っているよ」

 37歳になった今もイタリア代表の守護神であり、衰えを見せないブッフォンだが、さすがにそのキャリアも終わりに近い時期に入っている。自身の後継者として、“ジジ二世”に大きな期待を懸けているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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