首位レスターに敗戦でモウリーニョ白旗宣言 「4強入りは疑いようもなく無理」

1−2敗で今季既に9敗目 2部降格圏との勝ち点差はわずか「1」

 崖っぷちに立たされたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督から白旗宣言が飛び出した。昨季王者のチェルシーは、14日に行われた日本代表FW岡崎慎司所属のレスターとの対戦を1-2で落とした。2連敗で今季9敗目を喫したポルトガル人指揮官は「トップ4進出の消滅は疑いようもなくイエス」と来季の欧州CL出場権確保をあっさりと諦めた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 今季はプレミアリーグ首位に立つなど大躍進中のレスター本拠地キングパワー・スタジアムに乗り込んだチェルシー。プレミアリーグ昇格2年目の地方クラブと昨季の国内二冠王者による対戦は今季の力関係をそのまま表す結果になった。レスターは今季プレミアリーグ記録となる11試合連続ゴールを樹立したイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(15点)、得点ランク3位のアルジェリア代表FWリヤド・マフレズ(11点)がそろって得点を決めてリードを奪った。一方のチェルシーは後半にFWロイク・レミーが1点を返すにとどまり、白星には手が届かなかった。これで2連敗となり、降格圏18位のノーウィッチとの勝ち点差はたったの「1」という崖っぷちの状況だ。

「彼ら(レスター)の方が大半の時間、我々よりも上だったのだから、彼らが勝利に相応しい。我々が相手よりも良かったのは20から25分間。せいぜい30分間だけだ。1時間は彼らがベストだった。彼らは集中し、継続性があって、ミスもほとんどしていなかった。全員が高いインテンシティーを持ち、アグレッシブ。素晴らしいメンタリティーを持ってとても速かった」

 

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