香川真司の“振る舞い”をドルトムント時代の親友が称賛 「なんて良いスペイン語だ、友よ」
カディス戦の敗戦後にSNSを更新 ポジティブな姿勢に元同僚バルトラが反応
スペイン2部サラゴサのMF香川真司は、現地時間6日に行われたリーグ第9節カディス戦に先発出場を果たし、後半途中までプレーしたが、チームは0-2と敗れた。今季開幕からの不敗記録が「8」でストップしたなか、ピッチ外での香川の振る舞いがスペインメディアで注目を集めている。
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香川は先週、風邪によるコンディション不良で3日の前節マラガ戦(2-2)を欠場。カディス戦も出場が微妙と見られていたなかで、ビクトル・フェルナンデス監督は香川を慣れ親しんだトップ下で起用した。前半13分に右足シュートを放つなど積極性を見せた香川だったが、この日はチーム全体が低調な内容に。後半に2点を奪われ、ホームで今季初黒星を喫した。
悔しい思いを味わったなか、香川は試合後に自身の公式インスタグラムを更新。その投稿について、スペインメディア「エル・デスマルケ」は「ソーシャル・ネットワークに残したメッセージでカガワのポジティブな姿勢、そしてそのスペイン語が注目を集めている」と報じている。
香川はその日の試合でのプレー写真2枚とともに、スペイン語で「昨日の試合はとてもハードで、この敗戦を乗り越え日曜日に勝つため、僕らはしっかり練習していく。ロマレダでの君たちの応援ありがとう」と、サポートしてくれたファンに向けて感謝の思いを綴り、次戦での勝利を誓っていた。同メディアは、この投稿にドルトムント時代のチームメートで仲の良かったスペイン代表DFマルク・バルトラ(ベティス)が反応したことに注目。バルトラはコメント欄に、「なんて良いスペイン語だ、友よ」と記していた。
サラゴサファンからの支持を集める香川は、開幕からここまでチームの中心として輝きを放っている。ピッチ内外で充実ぶりを示す日本人アタッカーについて、「エル・デスマルケ」も「彼にとっての新たな家、新しい生活、新しい言葉への素晴らしい順応を披露している」と称賛。「昇格に向けた戦いでカギを握る存在になるだろう」とも指摘している。今回の日本代表には招集されなかった香川だが、30歳となって到達した憧れの地スペインで、その存在感を着実に高めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)