香川が戦列復帰もサラゴサ不敗ストップ 地元紙が指摘「香川へとつなぐところが問題」
風邪の影響で前節を欠場 カディス戦で先発復帰もトップ下として不完全燃焼
サラゴサのMF香川真司は現地時間6日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第9節カディス戦に先発出場を果たし、後半途中までプレーした。果敢にシュートを放つ場面などあったものの、チームは0-2で敗戦。地元紙も今季開幕からの不敗が8でストップしたことなどに触れている。
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香川は先週、風邪によるコンデション不良で前節マラガ戦(2-2)を欠場。カディス戦も出場が微妙と見られていたなかで、ビクトル・フェルナンデス監督は香川の慣れ親しんだトップ下で起用を決めた。香川自身もそれに応えようと、前半13分に右足シュートを放つなど積極性を見せた。実際、現地紙「エラルド」でも「ミドルレンジから二つのシュートを試みた」と記されている。
ただその一方で、序盤戦好調だったチームの戦いぶりについて、「サッカーのテンポがほとんどの時間帯で遅かった。斜めに入れるパスでもスペースがなく、この試合のピッチにはトップ下の香川を見つける場面が少なかった」、「香川へとつなぐところが問題となっていた」とチーム全体で香川が生かせなかったことについて触れられている。
試合は後半12分にセットプレーでサラゴサが先制点を許した直後、香川はMFポンボと交代してピッチを去った。しかしここから試合が好転することなく、後半35分に追加点を献上して万事休した。同紙が「サラゴサの無敵の状態は終わった」と評するように開幕直後の順調さから比べるとやや停滞しつつあるチーム状況で、香川はもう一度チームを勢いに乗せるようなプレーを見せられるか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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