強化費460億円は無駄だった!? ファン・ハール体制のマンUが獲得した15選手を英紙が格付け

栄光の背番号7には厳しい指摘

 サウサンプトンから2450万ポンド(約45億円)で獲得したフランス代表MFモルガン・シュナイデルランも「7点」で、合格という評価を手にしている。

「ユナイテッドの中盤に完全にフィットしている」と絶賛される一方、「サポーターの中には守備的MF2人に固執するファン・ハールを嘆く声も」と指揮官の起用法には疑問符を付けている。

 PSVから1925万ポンド(約35億円)の移籍金で獲得したオランダ代表FWメンフィス・デパイは「5点」と低評価になっている。

「欧州CLプレーオフのFCブルージュ戦で2ゴールを決める活躍で、ユナイテッドの伝説の背番号7との物議を醸すような比較もされた。そこから恐るべき速さで急降下した。チームのメンバーから外され、故障者の影響でメンバーに戻った」

 栄光の背番号7の後継者の、ユナイテッドでの不振をこう指摘している。

 トリノから1260万ポンド(23億円)の移籍金で獲得したイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンも「7点」と合格点の評価だ。

「好不調の波の激しいラファエルに我慢できなかったファン・ハール監督は、右サイドバックに安定感を求めていた。イタリア人の左右をこなす能力は、故障者で危機的状況のユナイテッド守備陣で有益だ」と高く評価されている。

 

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