開幕ダッシュ失敗のマンU、早くも補強の噂が過熱 大物FW2人をリストアップと英報道
1月の移籍市場でマンジュキッチ、デンベレの獲得に動く可能性が浮上
開幕ダッシュに失敗し、離脱者続出中のマンチェスター・ユナイテッドで、早くも1月の選手補強の噂が過熱している。英紙「インディペンデント」は、選手層に不安のあるFW陣に2人の大物候補が浮上していると報じた。
ユナイテッドは今夏の移籍市場でベルギー代表FWロメル・ルカクが完全移籍、チリ代表FWアレクシス・サンチェスが1年間の期限付き移籍でともにイタリアのインテルへと移籍した。この結果、レギュラークラスのストライカーはイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとフランス代表FWアンソニー・マルシアルの2人のみ。17歳のFWメイソン・グリーンウッドも台頭しているとはいえ、まだ経験不足は否めない状況だ。
しかも、前節ウェストハム戦(0-2)でラッシュフォードが負傷交代。マルシアルも負傷中で、グリーンウッドは扁桃炎で欠場するなど離脱者続出のアクシデントで、前線の駒不足が顕著となっている。プレミアリーグ開幕6試合を終えての戦績は2勝2分2敗の8位。不安は拭えない状況だ。
そうしたなかで、早くも1月の補強の噂が流れ始めた。補強ポイントはやはりFWで、候補に挙がっているのはユベントスのクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチとバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレだという。
マンジュキッチに関しては今夏も獲得の可能性が報じられていた長身ストライカーで、この緊急事態を受けて、次の移籍市場で獲得に動く可能性が再浮上してきたようだ。バルサでは遅刻の多さなど素行面の問題がクローズアップされがちなデンベレについても、ユナイテッドが獲得を“検討中”と記事では伝えられている。
低調で苦しむ“赤い悪魔”は来年の移籍市場再開に向け、早くも大物2人をリストアップしているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)