ドイツ代表、衝撃の「世代交代」宣言から半年 賛否を呼んだレーブ改革の行方は?

U-21ドイツ代表監督シュテファン・クンツ【写真:Getty Images】
U-21ドイツ代表監督シュテファン・クンツ【写真:Getty Images】

2020年の欧州選手権後に監督交代? クンツ就任の噂も浮上

 現時点で2020年の欧州選手権後に関する去就は、まだすべてが未定だ。そのままレーブ監督が続ける可能性もある。

 一方で、現U-21ドイツ代表監督シュテファン・クンツが後を引き継ぐというプランも、まことしやかに囁かれ始めている。クンツはU-21欧州選手権で2017年に優勝、19年準優勝と大きな結果を残している。ジューレ、DFヨシュア・キミッヒら現代表の主力の多くは、クンツとともに成長してきた。ドイツサッカー連盟からの信頼も厚い。

 レーブが続投するのか、それともクンツが引き継ぐのか。あるいはまったく違う他の監督がポストに就くのか。いずれにしても次のステップへ進むための土台が着々と築かれていくことが、ドイツの未来には欠かせない。

(中野吉之伴 / Kichinosuke Nakano)



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中野吉之伴

なかの・きちのすけ/1977年生まれ。ドイツ・フライブルク在住のサッカー育成指導者。グラスルーツの育成エキスパートになるべく渡独し、ドイツサッカー協会公認A級ライセンス(UEFA-Aレベル)所得。SCフライブルクU-15で研修を積み、地域に密着したドイツのさまざまなサッカークラブで20年以上の育成・指導者キャリアを持つ。育成・指導者関連の記事を多数執筆するほか、ブンデスリーガをはじめ周辺諸国への現地取材を精力的に行っている。著書『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』(ナツメ社)、『世界王者ドイツ年代別トレーニングの教科書』(カンゼン)。

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