DF吉田麻也が説く“森保ジャパン成長論” 「長い移動があって、何事もなかったように…」

遠征の経験が成長の礎、吉田が主張「こういう代表とクラブのサイクルを続けて…」

 今回の招集メンバー23人のうち国内組は4人。海外組は19人にのぼり、ドイツ・ポルトガル・ベルギー組がそれぞれ3人、スペイン・フランス・オランダ組がそれぞれ2人、イングランド・イタリア・トルコ・オーストリアがそれぞれ1人という内訳だ。

 日本国内で行われた5日のパラグアイ戦後、敵地でのミャンマー戦を経て、再び所属クラブでの戦いに身を投じる。長距離移動を強いられる選手も多いなか、こうした遠征の経験が成長の礎になると吉田は力を込めた。

「この試合(ミャンマー戦)でパフォーマンスを出すのはもちろん、こういう代表とクラブのサイクルを続けてもパフォーマンスが落ちない、怪我をしない、さらに成長するというのが大事だと思う」

 昨夏の森保ジャパン発足から約1年が経ち、すでにチームのベースも完成。W杯アジア2次予選を順調に勝ち抜けば、来夏から最終予選が始まる。若手や代表経験の浅い選手も少なくないなか、数々の遠征を通じて着実に逞しさを増す姿が見られそうだ。

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