ミラン指揮官、セリエB昇格組とのドローに一喝! 「もっとずる賢くあれ」「勝ち点2を投げ捨てた」

ガードの上から殴り続ける単調さに苦言も

 日本代表FW本田圭佑所属のACミランは6日に敵地で迎えた昇格組カルピとの一戦をスコアレスドローで終えた。シニシャ・ミハイロビッチ監督はセリエBからの昇格組との苦戦に「勝ち点2を投げ捨てた」と激怒している。試合後に衛星放送局「スカイ・スポーツ」と「スポーツ・メディアセット」のインタビューで語ったもの。

「前半に関してはもっと良いプレーをできたはずだが、後半は多くのチャンスを作り、勝利に値する試合をできたと思っている。さまざまな攻撃を仕掛けたが、ゴールにはつながらなかった。もっと正確性が必要だった。我々は、勝ち点2を投げ捨ててしまった。残念だ」

 鬼軍曹と呼ばれるセルビア人指揮官はこう語った。敵地での引き分けとはいえ勝ち点2を失った試合だったと振り返っている。そして、最も問題視したのは前線の選手がただただゴールに突き進むことで露呈した、チームとしての単調さと狡猾さの欠如だ。

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