ラモスが世界歴代9位タイ! スペイン代表で167試合出場、“史上最多”まであと「17」

スペイン代表で167試合出場のセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
スペイン代表で167試合出場のセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

競争の激しい強豪国のフィールドプレーヤーとして驚異の数字

 スペイン代表は現地時間8日に欧州選手権(EURO)予選のフェロー諸島戦に4-0で勝利した。そのゲームに出場したDFセルヒオ・ラモスは、全世界の歴代代表キャップ数で9位タイになったという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。

 ラモスは、この試合が代表通算167試合目の出場だった。この数字は元同代表GKイケル・カシージャスと並んでスペインでは歴代トップタイになったが、全世界の歴代でも9位タイになったという。

 歴代1位は元エジプト代表MFアーメド・ハッサンで184試合。2位は元サウジアラビア代表GKモハメド・アル=デアイエの178試合で、3位には元メキシコ代表DFクラウディオ・スアレスの177試合と続く。そして、第4位が元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの176試合だとされた。

 5位タイは元エジプト代表FWホッサム・ハッサンと元オマーン代表MFアーメド・ムバラクの169試合。7位タイは元エクアドル代表DFイバン・ウルタードと元クウェート代表FWバデル・アル=ムタワの168試合。そして、9位タイにラモスとカシージャスのほか、元ラトビア代表MFヴィタリス・アスタフイェフスが167試合で並ぶ。

 このことから、ラモスはタイ記録ながら世界のトップ10入りを果たしたことになる。全体に見れば、競争の激しいサッカー強豪国でランキング入りしているのはブッフォン、カシージャスの両GKとラモスのみ。いかにスペイン代表のなかで、長年にわたって確固たる地位を作り上げてきたかが分かるものになった。

 記事では、ラモスが200試合まで到達すれば、前人未到かつ明確なリードを作り上げる記録になるともされている。33歳のラモスは、これからどれだけの代表キャップ数を積み上げていくことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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