08年ナビスコ優勝の大分がクラブ史上初のJ3降格 入れ替え戦で町田に敗れる

元日本代表FW高松が痛恨のPKミス

 大分のキッカーを務めたのは、エースの高松。このピンチに町田GK高原は、ゴール右サイドを狙って丁寧に蹴った高松のキックを見事に読み切り、ファインセーブでチームを救った。試合は0-0のまま、前半を終了した。
 大分は試合序盤に足を痛めながらもプレーを続けていた高松をハーフタイムでベンチに下げ、FW伊佐耕平をピッチに送り込んで後半がスタートした。
 得点が必要な大分に対して、町田のカウンターが炸裂する。大分の最終ラインの裏に抜け出したFW鈴木孝司が大分DF山口貴弘に倒され、今度は町田にPKが与えられた。この後半13分のPKを鈴木が自ら決めて町田が1-0と先制に成功した。これで大分は、J2残留へは最低でも2点が必要な状況に追い込まれた。

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