クロップの手腕に英国内から賛辞の声 ニューカッスル指揮官が「優勝候補だ」と脱帽

復活した名門リバプール

 リバプールの新監督に就任した名将ユルゲン・クロップの手腕は、プレミアリーグで瞬く間に絶大な評価を手にした。ニューカッスルのスティーブ・マクラーレン監督はリーグ戦4試合で3勝1敗と波に乗るリバプールを今季の優勝候補と絶賛している。英BBCが報じた。

 マクラーレン監督は、賛辞を惜しまなかった。

「彼らは優勝候補だ。チームの調子、復調ぶりを見ればね」

 成績不振でブレンダン・ロジャース前監督が解任され、クロップ政権がアンフィールドに誕生した。就任直後は3試合連続ドローだったが、徐々に自身の哲学をチームに浸透させていった。前線から猛プレスを仕掛けるゲーゲンプレスはいまやチームの武器となっている。

 1試合消化が少ないため、順位は7位となっているが、好調をキープ。欧州リーグとリーグカップでも躍進している。「どの監督もやってくる状況が違う。ブレンダンの仕事ぶりを議論する人間は誰もいない。彼はとても才能にあふれた選手を補強した。そして、ユルゲンがやってきた。ドルトムントの強さをリバプールのチームから見て取れる。成長している。水曜日(リーグカップのサウサンプトン戦で6-1の撃破)に彼らは実力を見せた」。マクラーレン監督は、さらに続ける。

「相手にはクオリティーの高い選手がいて、ハードワークしている。彼は最高の仕事をしている」

 名将の誉れ高きクロップ監督はかつてイングランド代表を率いた同僚ら、すでに英国内で敬意を勝ち取っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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