ドルト香川のヴォルフスブルク戦の値千金弾を米メディアも激賞 「この夜のヒーロー」

違いを見せつける活躍

 ドローの危機を救っただけでなく、首位バイエルン・ミュンヘンとの差を縮める大きな勝利となった。この立役者となった香川は、評価を一気に上げた。一方、前節シュツットガルト戦で1得点1アシストの活躍を見せて香川の代わりにインサイドハーフで先発出場を果たしたMFゴンサロ・カストロはチーム最低の4点という厳しい評価となった。

「不運にもカストロはシュツットガルト戦の最高のパフォーマンスを全く再現できなかった。ドルトムントの後半の積極性の欠如は彼に起因するもの。後半37分までトゥヘルが十分に見切るまで、時間がたてばたつほど姿を消していた」

 寸評も、勝利のチームで厳しい内容と成っている。定位置争いも激化するドルトムントで、香川は台頭したポジション争いのライバルに鮮やかな決勝弾で違いを見せつけた格好となった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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