2戦連発のベイルが不仲説を一蹴 「C・ロナウド、ベニテスとも最高の関係」
“BBC”がそろい踏み
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは6日、本拠地ヘタフェ戦で2試合連続ゴールを決めるなどの活躍を見せ、4-1の勝利に貢献した。国王杯カディス戦で出場資格のない選手を先発起用し、大会失格処分に処されるなど、トラブル続きの白い巨人。選手間の不協和音もささやかれる中、スピードスターはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの関係について「良好」と主張した。スペイン地元紙「AS」が報じている。
ベイルは前半35分にロナウドのヘディングでの折り返しから左足で美しいシュートを決めた。11月29日のエイバル戦に続く、2試合連続ゴールを挙げた。この日、右ウイングを務めたベイルはこう語った。
「左だろうが、右だろうが、真ん中だろうがプレーしやすいと感じている。プレミアリーグとの比較はできない。なぜならプレースタイルが違う。ここではボール回しの時間はよりスローな試合展開になる。ここではフットボールの種類は違うけど、慣れたと思う。どこでプレーしようとベストを尽くすのみ」
今季序盤はふくらはぎの故障などに苦しんだ。「最高のシーズンとは言えない。怪我で最高のリズムを手にすることができない」と話している。
ベイルのゴールをアシストしたロナウドとの確執もささやかれているが、この日の2人は抱き合って喜んでいた。FWカリム・ベンゼマも2得点、ロナウドもゴールを決めたために、今季初の「BBC」がそろい踏みとなった。
「チームメートとの関係? 最高だ。みんなとすごく仲良くできている。クリスティアーノとベニテスともうまくいっているよ」
スピードスターは不仲説を払拭するように言葉を重ねた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images