守護神・権田修一、W杯予選ミャンマー戦で“天敵”スコールを警戒 「細心の注意を払う」

日本代表GK権田修一【写真:高橋学】
日本代表GK権田修一【写真:高橋学】

練習は2日連続でスコール… 試合当日も悪天候か

 日本代表GK権田修一(ポルティモネンセ)が8日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(10日・ヤンゴン)に向けて冒頭15分を公開した練習に参加した。合宿初日だった前日7日は雑草が生え、ぬかるんだ“泥んこピッチ”だったが、この日は急きょ練習場を変更。試合会場のトゥウンナ・スタジアムでピッチの感触を確認した。ピッチの状態に一番左右されるGKの権田は「細心の注意を払う」と警戒した。

 負けられないミャンマー戦に向けて森保ジャパンが万全を期す。急きょ練習場を変更して、試合会場のピッチ状況を確認。前日の練習場とは打って変わり、天然芝のスタジアムで練習を行った。練習中には“お約束”のスコールに見舞われ、当日も守護神にとっては困難な環境が予想される。

「僕もいろんな状況のなかで試合やってきて(今回)簡単ではないのは間違いないですし、やっぱりこういうの(スコール)は日本にいたらないし、欧州でもあまりないと思うので、細心の注意払わないといけない。僕らのほうがしっかりボールを回そうというサッカーをするなかでは、こういう雨というのは簡単じゃない。どこかで勝つために割り切って、予選に関しては勝って勝って……を積み重ねていくしかない。勝ち点3を取るための天候だったり、グラウンドだったり、アウェーというのを乗り越えないと。逆にこういうなかでも勝ったよねという自信になると思うのでつなげられたらいいのかな」

 初戦にはこれまでも苦労してきた。ブラジルW杯予選初戦は北朝鮮と対戦し、後半アディッショナルタイムにDF吉田麻也がようやくゴール。1-0で勝利した。前回のロシアW杯予選の初戦はシンガポール相手にホームで屈辱の0-0。スタートダッシュを切るためにはリスクを軽減して、とにかく勝ち点3をつかみ取る。

「とにかく1試合でまず結果を残すこと。初戦が難しいというのは前のシンガポール戦で一番感じたし、その前の初戦も本当ラストで麻也が点を取って。簡単じゃない試合だったのは間違いない。今はとにかく各々あるかもしれないですけど、僕はとにかく次の試合で勝ち点3を取る。相手がミャンマーだから『自分たちのレベルを上げていく』と考えるんじゃなくて、まずミャンマーに勝つというところを第一に考えていかないといけない」

 “未知”の相手ミャンマー。アジアらしい厳しい環境が待ち受けるなか、守護神は集中力を高めて無失点に抑える覚悟だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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