リベリー9カ月ぶり復帰とゴールが唯一の光明か

　敗戦の中にも光明を見いだすことはできた。故障の連続で長期離脱していたフランス代表FWフランク・リベリが約9カ月ぶりに復帰を果たした。後半36分には今季初ゴールを決め、自らの復活に花を添えた。「我々もとてもハッピーだ」と指揮官もエースの帰還を喜んだ。
　それでも、2位ドルトムントが日本代表MF香川真司の劇的な決勝ゴールによって勝利を収めたことで、勝ち点差は5に縮まった。勝てば2試合を残して「前半戦の王者」を確定させることができた一戦だったが、まさかの敗戦。独走態勢を築いていたバイエルンだが思わぬ足踏みで、ライバルの足音も背後に迫ってきた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images