35分間の出場で値千金の決勝点を奪った香川 独紙採点は最高タイから及第点まで評価が分かれる

「ビルト」紙ではチーム最高タイの「2」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は5日のヴォルフスブルク戦で、今季のリーグ戦では初のベンチスタートとなったが、後半10分から途中出場。同点に追いつかれて迎えた後半アディショナルタイムに、左足で値千金の決勝ゴールを決め、チームに貴重な勝ち点3をもたらした。

 11月20日に行われたシャルケとの“ルール・ダービー”以来となる今季リーグ戦4点目で、ドイツ地元各紙では35分間の出場に対して評価が分かれたが、チーム最高点を与えたところもあり、十分なインパクトを残せたようだ。

 「ビルト」紙では、香川はチームトップタイの2点(1が最高、6が最低)。先制点を決めたMFロイス、そのロイスの得点につながるボール奪取や香川の得点をアシストしたムヒタリアン、GKビュルキ、DFベンダー、MFギュンドアンらと並びチーム最高タイとなる評価を下された。リーグ戦15試合目にして初の先発落ちを味わったが、ゴールという結果でその存在感を示した。

 今季2試合目の出場となったDFスボティッチ、DFギンター、DFピスチェク、MFカストロが3点。この日不発に終わったエースFWオーバメヤンと左サイドバックのシュメルツァーが4点で、チームワーストの評価だった。

 

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