ドルト不動の3選手が次節不在に 指揮官は「我々には競争力がある」と勝利に自信

フンメルス、パパスタソプーロス、バイグルが体調不良で欠場

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、5日のヴォルフスブルク戦に向けた前日会見で、不動のレギュラーである主将DFマッツ・フンメルス、DFソクラティス・パパスタソプーロス、MFユリアン・バイグルの3選手が体調不良のため欠場するとの見方を明かした。

 絶対的な主力で、チームのセンターラインを支える主力3選手がこの大一番を欠場する。トゥヘル監督は「彼ら(フンメルス、ソクラティス、バイグル)は体調不良で、試合に出ることはできないだろう。この3選手無しでヴォルフスブルクへ向かうことになる」と明言した。

 キャプテンマークを巻き、最終ラインから正確なフィードで好守に貢献するフンメルス、そして20歳の若さで中盤の底の定位置を確保しているバイグルは、ここまでのリーグ戦全14試合に出場してきた。フンメルスとディフェンスラインの中央でコンビを組むソクラティスも13試合出場と、この3選手はいずれもトゥヘル体制の要だ。不動のレギュラー不在で昨季2位の強豪との一戦を迎えることが濃厚となった。指揮官も頭を悩ませていることだろう。

 それでも「出場可能な選手たちを信頼しなければならない。我々は競争力を持ったチームだ」と、代役を務めることになるであろう選手たちに対しても信頼を明かした。開幕から好調を維持するチーム状態には自信を深めている。日本代表MF香川真司、得点ランキングトップにたつFWピエール=エメリク・オーバメヤンらは健在で、その自慢の攻撃力を武器に、敵地での白星を狙う。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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