恐喝容疑のベンゼマが仏テレビ局に激白 フランス代表復帰とEURO出場を熱望

「全員にとっていい形で決着がつけばいい」

 レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマは現在、フランス代表の同僚MFマテュー・ヴァルブエナへの恐喝容疑で逮捕、起訴され、同国のマニュエル・ヴァルス首相から代表追放を命じられるなど、サッカー人生の危機に陥っている。そうした中で、来年夏に母国フランスで行われる欧州選手権(EURO)への参戦を熱望。フランス地元テレビ「TF1」のインタビューで語っている。

「これはいい形で決着がつけばいいと思っている。マテュー、僕、友だちが大丈夫なような、ね。僕たちはフランス代表に戻りたい。そして、EUROで優勝したい」

 重大な嫌疑がかけられているストライカーは、このように語った。幼なじみからの依頼を受け、リヨンMFマテュー・ヴァルブエナの映ったセックステープを巡る脅迫事件に関与したことを、ベルサイユ警察の調べに対して認めている。

 レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は「善意による仲介」とエースストライカーの潔白を主張しているが、ヴァルブエナが「騙されていた」「最悪な人間にもこんな仕打ちはしないはず」と激白するに至り、ベンゼマの立場は一気に悪化した。フランスのマニュエル・ヴァルス首相は「偉大なスポーツ選手は模範的でなければいけない。それができないのなら、フランス代表に居場所はない」と明言。ベンゼマの代表追放を命じている。

 

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