C・ロナウド、皮肉たっぷりの“VARポーズ”に反響 「面白すぎる」「ゲームにも搭載して」
ゴール後に「VARで取り消されるかもしれないから落ち着け」とジェスチャーで示す
イタリア・セリエAのユベントスは現地時間8月31日、第2節ナポリ戦で4-3の勝利を収めた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはチーム3点目となる今季初ゴールを決めたが、得点後に見せたポーズが反響を呼んでいる。
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ロナウドは昨夏、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げたレアル・マドリードからユベントスに完全移籍。加入1年目から21ゴールを記録し、リーグ8連覇に貢献した。
今季は9連覇とCL優勝を期待されるなか、強豪ナポリとの一戦でゴールを決めて存在感を発揮したロナウド。左サイドを突破したブラジル代表MFドウグラス・コスタのクロスに合わせ、冷静に左足を振り抜いてネットを揺らしたが、一風変わったゴールパフォーマンスでも注目されている。
ロナウドといえば、タッチライン際に向かってジャンプしながら半回転し、チームメートに向き直り仁王立ちするゴールパフォーマンスが有名だ。しかし、今回のロナウドはタッチライン際まで走っていくと、そのままサポーターに落ち着くように諭すようなジェスチャーを披露。主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認を指示する時のように指で四角を作り、「VARで取り消されるかもしれないから落ち着け」と示したのだ。
これには伏線がある。開幕戦となった現地時間24日のパルマ戦(1-0)で、ロナウドはゴールネットを揺らしたものの、VARの介入によってオフサイド判定となり、“ぬか喜び”となってしまっていた。今回はまったくノーゴールとなるような要素はなかったとはいえ、前節の落胆を思い起こさせるジェスチャーを見せていた。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、「ロナウドはVARでの取り消しに備えて落ち着くように呼びかけた」と綴ってナポリ戦で見せたパフォーマンスの写真を投稿。ファンからは「面白すぎる」「こんなのクリスティアーノにしかできない」「史上最高の選手vsVAR」「このセレブレーションをゲームにも搭載してくれ」「盛り上げ方を知っている男」と反響が集まっていた。
皮肉の効いたゴールパフォーマンス一つで、世界中に話題を振りまくロナウド。引き続き、プレー以外でもファンを楽しませてくれそうだ。