クロップ監督への信頼を示すドルトムントCEO 香川ら愛弟子獲得のオファーも容認へ

クロップ監督の手腕に改めて脱帽

「私はユルゲンのために幸せに思うよ。これほどの短期間で、物事がここまでうまく運ぶとは……。私は予想していなかった。彼のフットボールのスタイルをチームに植え付けるには、時間が必要だと思っていたんだ」

CEOは前監督の指導力を改めて讃えた。リーグ戦ではすでにマンチェスター・シティ、チェルシーを撃破するなど、リバプール監督に就任後、わずか1ヵ月半の短い期間で圧倒的な手腕を見せている。「ゲーゲンプレス」と呼ばれる、前線からのハイプレスとショートカウンターを軸とする戦術の採用は、選手の1試合平均運動量の増加にも表れた。

クロップイズムのさらなる浸透のために、1月の移籍市場で愛弟子を獲得するのか。その場合は果たして、誰を選ぶのか。名将の次なる一手が、大きな注目を集めている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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