クロップ監督への信頼を示すドルトムントCEO 香川ら愛弟子獲得のオファーも容認へ

リバプールからオファーが届けば、交渉に応じると明言

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOが、かつての英雄で現在はリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、自クラブの選手獲得に動いた場合に容認することを明言した。ドイツ地元紙「ディ・ヴェルト」が報じている

 クロップ監督にとっては来月、アンフィールドのボスに就任して以来、初めての移籍市場を迎える。指揮官自身は先日、巷で囁かれていたドルトムントの選手獲得禁止という合意内容について否定。「有意義な補強なら」との条件付きで、ドイツで指導した愛弟子の獲得の可能性を明らかにしていた。

 このクロップ監督の発言を受け、ドルトムントのトップは口を開いた。

「明確なことはひとつだ。BVBはユルゲンと素晴らしい関係を築いている。ある段階で我々の選手のうち、誰かに興味を持ったとしても紛争は起きないと思う。彼は(選手に声をかける前に)我々にコンタクトを取るだろう」

 昨季限りでクラブを去ったジグナル・イドゥナ・パルクのカリスマとの絆は、いまだに強いとヴァッケ氏は主張。リバプールやクロップ監督からの選手獲得のオファーに関しても、事前に選手と個別で直接交渉をしない限り、容認する姿勢を示している。

 

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