“驚愕の5連発”がギネス記録に正式認定 レバンドフスキが一気に4部門で世界一

今季通算25試合26得点のストライカーに新たな勲章

 バイエルンのFWロベルト・レバンドフスキは、今年9月22日のブンデスリーガ第6節ヴォルフスブルク戦において、途中出場から怒涛の5得点を挙げて4つの項目が「ギネス世界記録」となり、1日に正式認定された。

 ポーランド代表が達成した偉業の1つ目は、「ブンデスリーガ史上最速でのハットトリック」。出場からわずか3分22秒での達成だった。2つ目は「ブンデスリーガ史上最速での4得点」、記録は4分42秒。そして、「ブンデスリーガ史上最速での5得点」も同様にギネス認定。正式記録は8分59秒。9分足らずという電光石火の早業だった。

 この試合、ベンチスタートだったレバンドフスキは、後半開始と同時にピッチに立った。そこから驚異的なペースで5得点を決め、チームを5-1の勝利に導いた。ギネス記録の4つ目は「途中出場による選手のブンデスリーガ史上最多得点」というもので、これまで途中交代で出場した選手が5度もゴールネットを揺らすというのは、前例のないことだった。

 レバンドフスキも、自身の記録については驚きを隠せないようだった。英国営放送「BBC」が報じたところによると、ギネス記録認定という偉業には「僕よりも家族の方が興奮していた」とコメントし、笑顔を見せていたという。ヴォルフスブルク戦以降、代表戦を含めた公式戦5試合連続で複数得点を記録し、17日間で14ゴールという固め打ちを披露。クラブと代表を合わせて今季25試合26得点と、出場試合数を得点数が上回る驚愕のペースを保っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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