退場処分のインテル長友を地元メディアが擁護 「犯罪行為だ」と主審を強烈批判

「ポケットにカードが入っていることを忘れた」

 他にも、このゲームは微妙な判定が多かった。まず開始2分でナポリのFWゴンサロ・イグアインが先制ゴールを挙げた。だが、この場面でイグアインがトラップした際、ハンドがあったのではないかと疑問符をつけている。また、ナポリDFカリドゥ・クリバリーは前半11分の時点でイエローカードを受けていたが、後半のアディショナルタイムに前蹴りのような形でインテルDFジェイソン・ムリージョを蹴りつけた。しかし、アドバンテージを採用したものの、カードは出なかった。

「後半になると、オルサートの基準は完全に変化した。クリバリーのファウルがあったとき、オルサートはポケットにカードが入っていたことを忘れていたんだろう。彼のパフォーマンスは明らかに不十分なものだった」

 主審の判定がビッグマッチに水を差したと厳しい言葉が並んだ。オルサート主審により退場処分となった長友だが、イタリアメディアはその行為よりも判定に問題があったという認識を示した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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