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香川真司、新天地サラゴサでの役割を地元メディアが“証言” 「リーダーの1人になれる」
開幕戦ではピッチ内外で存在感 「チームをリードしようとしていた」
スペイン2部レアル・サラゴサの日本代表MF香川真司は、現地時間18日に行われたリーグ開幕節テネリフェ戦で先発出場した。2-0の勝利という結果以上に、加入してわずか1週間というタイミングながらハイクオリティーなプレーを見せたことを評価されており、地元メディア「エル・デスマルケ」は「ボールを持たない時でもリーダー」と、その経験値をチームに伝えていることを注目している。
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「疑うこともなく、シンジ・カガワはレアル・サラゴサのリーグ開幕戦の大きな魅力となった。(サラゴサの本拠地である)ラ・ロマレーダでのテネリフェ戦では、日本人アタッカーのパフォーマンスを見る初めての舞台となった。彼の足元にボールが入った瞬間、その能力を示すのに数秒もかからなかった」
このように開始直後にガーナ代表FWラファエル・ドゥワメナに決定的なラストパスを送ったこと、守備ブロックを敷いたテネリフェに対してスペースを有効活用したことを評価している。それとともに触れているのはリーダー的な役割を果たせるということだ。
「彼はリーダーの1人になれることも示した。言語面での難しさやグループに入って限られた時間しかないにもかかわらず、カガワはチームをリードしようとしていた。彼はこの日1点目を取ったルイス・スアレスのゴールを真っ先に祝い、2点目のドゥワメナについてもベンチから駆け出した」
チームメートのゴールに対してともに喜ぶ様子を、チームに馴染もうとしている姿と捉えているようだ。「若いチームにあって、クリスティアン(・ダリ)やシャビア・ロスといったクラブのベテランとともにリーダーとなりうる」と今後チームを引っ張る存在として期待を寄せているようだ。