デポルティボ柴崎は「日出ずる国の光」 新たな舵取り役を現地称賛「最上級クラス」

デポルティボの開幕戦勝利に貢献したMF柴崎【Getty Images】
デポルティボの開幕戦勝利に貢献したMF柴崎【Getty Images】

ボランチとしてチームの攻撃を活性化 現地メディア高評価「チームのコンパスだった」

 スペイン2部デポルティボ・ラ・コルーニャの日本代表MF柴崎岳は、現地時間18日のリーグ開幕節オビエド戦でフル出場し、3-2の勝利に貢献した。先制ゴールの起点になるなどのハイパフォーマンスに対し、スペインメディアは「日出ずる国の光」と最大限の称賛を送っている。

 柴崎は4-2-3-1の2ボランチの一角で先発出場。前半20分、ボールを奪い取った柴崎が起点となって攻撃を展開し、コートジボワール人FWママドゥ・コネの先制ゴールを導き出した。後半はお互いが2点ずつを挙げる打ち合いとなるなか、柴崎はパスミスもあったものの、中盤を落ち着かせる役割を90分間にわたって任された。

 開幕白星発進の立役者となった日本人ゲームメーカーに対し、海外メディアの評価は高まっている。

 スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「柴崎岳は“日出ずる国の光”」と題して特集。「最上級クラスのクオリティーを見せた選手がいた。柴崎岳だ。日本人はフィールド中央に置かれたチームのコンパスだった。アレックス・ベルガンティニョスとコンビを組んだガクは、広範囲でそのクオリティーを示した」と舵取り役としての働きぶりを評価している。また、スペイン地元紙「ラボス・デ・ガリシア」は「柴崎岳に恋して」と見出しを打ち、日本メディアの“柴崎評”について伝えている。

 スペイン2部デポルティボを1部に昇格させるべく、決意の移籍を決断した柴崎。出番に恵まれなかった昨季とは異なり、今季は主軸としてチームを牽引することになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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