英メディアが11戦連発のヴァーディに称賛の嵐 首位攻防戦での偉業達成に軒並み高採点

電光石火のカウンターで、マンU守備陣を切り裂く

 ついにプレミアリーグの歴史に名を刻んだレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディに、地元メディアも称賛の嵐を送っている。

 28日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの首位攻防戦に先発フル出場した28歳のストライカーは、この試合で今季14点目、そしてリーグ新記録となる11試合連続ゴールを決めた。前節で10試合連続得点を決め、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏と肩を並べていたヴァーディは、レジェンドを抜いてプレミア新記録を樹立した。

 本拠地のキング・パワースタジアムではヴァーディが得点した直後、電光掲示板に「11試合連続得点、おめでとう、ジェイミー」と映し出され、エースの偉業を称えた。

 得点はレスターの十八番とも言える電光石火のカウンターから生まれた。前半24分、チャンスを得たのはユナイテッドのはずだった。右サイドからのCKを得ると、これをMFフアン・マタがボールをセットした。しかし、その左足から放たれたボールをレスターGKシュマイケルが飛び出してキャッチすると、すぐさま右サイドへ走ったDFクリスティアン・フクスへとスローイング。これを受けたフクスはドリブルで持ち上がると、左足で相手DFラインの裏へスルーパス。抜群のスピード、絶妙なタイミングで抜け出したヴァーディはDFダルミアンを置き去りにし、右足のシュートで名手デ・ヘアの守るユナイテッドゴールを打ち破った。

 ヴァーディの得点にスタジアムも沸き立ち、日本代表FWの岡崎慎司らチームメートからも手厚い祝福を受けた。

 

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