ポルトデビューの「10番」中島、現地メディアが指摘した“メリット・デメリット”は?
CL予選3回戦クラスノダールとの第2戦で移籍後初出場 90分間プレーもチームは敗退
ポルトガル1部ポルトの日本代表MF中島翔哉は、現地時間13日に行われたクラスノダール(ロシア)とのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦第2戦で移籍後初出場。2戦合計スコア3-3で並ぶもアウェーゴール数で下回り敗退となったなか、現地メディアは90分間プレーした10番を「ポルトに違いを生んだ」と評している。
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中島は今夏、カタール1部アル・ドゥハイルからポルトガルの名門ポルトへ完全移籍。“新顔”は指揮官の信頼を勝ち取れず、リーグ開幕戦では出番がなかったが、EL3回戦第1戦を1-0と制して迎えた第2戦でトップ下として送り出された。
ポルトは前半3分に先制点を献上すると、同12分には中島の守備への帰陣が遅れたこともあって2失点目。その4分後に中島はゴール中央でシュートを放つも、GKの正面に飛んでゴールはならなかった。
前半34分に3点差に広げられた後、後半に2点を返すも2-3と惜敗。2戦合計スコアは3-3と並んだが、アウェーゴール数の差でクラスノダールを下回り、敗退が決まった。
ポルトガル・メディア「zerozero.pt」は、ポルトの選手を独自評価している。記事では、中島について「違う方法ですべてを試した。中央ではパスもシュートもある。中島はポルトに違いを生んだ。ロングパスやストライカーを探してのクロスではなく、相手が予期しないことで違いを出そうとした」と評価。その一方で、「すべてが上手くいったわけではなく、不安定なファクターとなる可能性もあるかもしれない」とリスクも指摘している。
待望のポルトデビューを飾った中島。これをきっかけにクラブでの序列を上げていきたいところだ。
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